2026.8.31
広島イーグレッツ 新加入・キャプテン発表記者会見コメント
2026年8月24日(月)に広島イーグレッツ始動記者会見を実施しました。
当日の記者会見の様子および登壇者コメントを掲載いたします。

登壇者
・広島イーグレッツ ゼネラルマネージャー浦伸嘉
・広島イーグレッツ アシスタントゼネラルマネージャー岡崎修司
・#1 ニコル・フランソン
・#0 志田萌
・#22 サイーシャ・ゴリー
・#25 三間瑠依
・#37 上長美菜
(浦GMよりご挨拶)

浦GM:新加入選手5名の記者会見となります。広島ドラゴンフライズで浦・岡崎コンビの2人で培ってきたコンビネーションやBリーグでの経験、さまざまなものを今回はイーグレッツに注ぎ込んでいこうと考えています。もちろん男女で異なる面はあるかと思いますが、ドラゴンフライズもB2から日本一まで登り詰めることができました。イーグレッツの昨シーズンはフューチャーリーグ6位という結果でしたが、1年でも早くWプレミアに昇格できるよう努力してまいります。本日はよろしくお願いいたします。
(岡崎AGMよりごあいさつ)

岡崎AGM:広島イーグレッツ・アシスタントゼネラルマネージャーの岡崎です。本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。先ほど浦からもありましたが、今季はしっかりと強化と補強を行ってシーズンに臨みたいと考えており、本日こうして皆様にお披露目できたことを非常に嬉しく思っています。これまで積み上げてきたチームの歴史を背負いながら、新しいメンバーが加わることで今期は素晴らしいシーズンになると確信しています。広島の皆様にも喜んでいただけるようなシーズンにしていきたいと思いますので、今シーズンもよろしくお願いします。
(選手よりご挨拶)

ニコル・フランソン選手:広島イーグレッツ、背番号1番のニコル・フランソンです。私の強みは、オフェンス・ディフェンス両面でのリバウンドと、チームにエナジーをもたらすことです。今シーズンの目標は、まずしっかりと努力をして一日一日成長できるようなシーズンにすること、そしてチームの勝利のために全力を尽くすことです。

志田萌選手:広島イーグレッツ、背番号0番の志田萌です。私の強みは、スピードを生かしたドライブでチームにチャンスを作り、勢いを与えることです。今シーズンはポイントガードとしてチームを勝利に導ける選手になれるよう、まずはプレミア昇格を目指して頑張ります。

サイーシャ・ゴリー選手:広島イーグレッツ、背番号22番のサイーシャ・ゴリーです。私の強みは、これまでの経験を生かしたリーダーシップと、ペイントエリアを支配するインサイドでの存在感です。去年もフューチャーリーグで戦った経験があるため、どのように戦えばよいかを理解しています。
そうした経験をチームに貢献していきたいです。今シーズンの目標は、とにかくチームの勝利のため、そして去年よりも良い成績を残せるように頑張ることです。ありがとうございます。

三間瑠依選手:広島イーグレッツ、背番号25番の三間瑠依です。私の強みは、リバウンドやゴール下での力強いプレーです。また、海外でプレーした経験を生かし、献身的なプレーでチームを支えられるよう頑張りたいと思います。地元である広島でプレイできることに感謝し、しっかり責任感を持って戦っていきます。よろしくお願いします。

上長美菜選手:今シーズンキャプテンを務めます、背番号37番の上長美菜です。キャプテンとしての責任を持ち、言葉やプレーでチームを引っ張っていきたいと思います。そして、選手一人ひとりが最大限の力を発揮できるよう、コミュニケーションを取ってチーム作りをしていきます。よろしくお願いします。
(浦GMより選手紹介)
浦GM:改めまして、浦でございます。選手の紹介をさせていただきます。去年まで天日HCが2年率い、今年で3年目となります。姫路から移籍してきた8人のメンバーに積み上げつつ、我々が最短の1年で優勝・昇格(プレミアリーグ昇格)を目指すため、今回この5人に「優勝請負人」として加わってもらいました。
ニコル選手に関しては、岡崎AGM、天日HCとコミュニケーションを取り、高さ、リバウンド、そしてディフェンスの強化が必要だという結論に至りました。昨シーズンは得点17点、リバウンド10前後の「ダブル・ダブル」の成績を残しており、この数字を残せるのは非常に素晴らしい選手であるため獲得いたしました。
志田選手は非常に経験豊富で英語も話せますし、選手としても素晴らしいプレイを見せてくれると思っています。また、イーグレッツとしてまだ外国籍選手の受け入れ態勢が整いきっていない部分があるため、オンコートでは天日HCが英語で指示を出しますが、オフコートのフォローやイベントなど、彼女の力を借りながらプロプレイヤー+外国籍選手のサポートという役割も期待して加入してもらいました。
サイーシャ・ゴリー選手は三菱電機(コアラーズ)にいたため日本のリーグを良く知っている点が大きなポイントです。Wリーグはオンコートワン(外国籍選手がコート上に1人)ですので、いかに外国籍選手が良いコンディションでコートに立ち続けられるかが鍵となります。インサイドを支配し、リバウンドを確保することで勝利に近づけると考えています。
三間選手は、若いながら海外経験があり非常にハングリーである点、そして広島出身であるということも決め手となりました。アシスタントGMの後輩にあたる皆実高校出身ということもあり(笑)、地域も盛り上がりますし、日本人のビッグマンとして素晴らしい活躍をしてくれるはずです。
最後に、キャプテンの上長美菜選手です。広島出身であり、チームの主軸として高い得点力を持っています。彼女を中心に良いチームが組めれば素晴らしい結果がつかめると期待しています。姫路から移ってきてファーストシーズンとなります。開幕戦のホームゲームは加古川で行いますが、その後は広島で試合を行います。
ドラゴンフライズと同じように、やはり「HIROSHIMA PRIDE」というワードを掲げてしっかり戦っていきたいと考えています。「HIROSHIMA PRIDE」というのは、歴史のあるこの広島の地で、いかに皆様に感動を与えるかを考えたときに、広島だからこそやるべきことがあると考えています。
一つは、いつも申し上げている通り「屈しない魂」を表現することです。決して最後まで諦めずに戦い抜きます。もう1つは未来を見つめる姿勢です。ご先祖様が原爆の被害を受け、何十万人もの命が失われた中から立ち上がり、ここまで復興を遂げてきました。誰かを恨んで発展してきたわけではなく、気持ちを切り替えて未来を見つめ、情熱を持って生きてこられたのだと思います。そうした精神を私たちもしっかりと表現していきたいです。ですから、最後まで諦めずに戦う一方で、試合が終われば相手へのリスペクトを忘れない、ドラゴンフライズと同様のメンタリティで戦っていきたいと考えています。新しい挑戦となりますが、皆でベクトルを合わせ、1年目で昇格して広島を盛り上げていきますので、よろしくお願いいたします。細かい編成の話については、アシスタントGMから補足をお願いします。
(岡﨑AGMより編成ポイントについて)
岡崎AGM:アシスタントGMの岡崎です。浦から全体像についてお話ししましたので、私からはチーム編成および強化のポイントと意図についてお話しいたします。まず外国籍選手のリクルートについてです。男子のディビジョンやこれまでの関係性を活用しながら獲得を進めてまいりました。その中で重視したポイントは2点あります。1点目は「健康で元気な状態でプレーができる選手」です。今シーズンのバスケットはトランジション(攻守の切り替え)が早く、運動量が求められるスタイルを目指しているため、年齢的にも若い選手を求めていました。2点目は「日本での経験がある選手」です。Wリーグ(日本の女子バスケットボールリーグ)はサイズ感のミスマッチや展開のクオリティなど、非常に特殊な環境です。そのため、日本でのプレイ経験がある選手も1名確保したいと考え、編成を進めました。その結果獲得したのが、ニコル・フランソン選手とサイーシャ・ゴリー選手です。ニコル選手は非常に若く、賢いプレーヤーです。昨シーズンはダブルダブルを記録するなど実績も十分で、チームがやろうとしていることを理解しコート上で表現できる選手です。人柄も素晴らしく、チームにもすぐに馴染める日本の文化に合った選手だと感じており、合流できたことを大変嬉しく思っています。サイーシャ・ゴリー選手も日本でのプレー経験があり、非常に計算できる選手です。年齢は上ですが、コート内での走力があり、献身的なプレイができる点を高く評価しています。続きまして、志田萌選手についてです。プロのマインドセットを持った選手が必要不可欠だと考えていました。また、オンコート(試合中)だけでなくオフコート(試合外)でも、広島に女子プロバスケットボールチームがあることを知ってもらい、チーム価値を高めていける選手が必要です。志田選手はそうした役割への理解が非常に高く、高いプロ意識を持っているため、チームの雰囲気を引き上げてくれると期待しています。プレー面でも、ポイントガードとして日本人離れしたアグレッシブな動きができる点に注目していただければと思います。最後に、三間瑠依選手と上長美菜選手です。上長選手は広島県出身という点が大きなポイントであり、それ以上に2人とも非常に高い実力を持っています。チームの核となってくれる存在ですし、広島でプレーすることに大きな意味があると感じています。勝って広島を盛り上げることはもちろん、西日本唯一の女子プロチームとして、子供たちに夢や目標を与えられるクラブを目指し、今シーズンを戦ってまいります。
(質疑応答)
―目標は「Wリーグプレミア昇格」とのことですが、他チームの状況や外国人選手の補強を含め、現在のチームの手応えや感触はいかがでしょうか?
浦GM:選手たちがそれぞれの力を発揮できれば、十分チャンスはあると考えています。天日HCがチームを指揮して3年目となり、チームとしてのリズムや戦術の噛み合いも見られてきています。他チームにはプロ選手が多く在籍していますが、こちらにも上長選手や三間選手のように経験豊富な選手も揃っていますので、リーグ戦の中で力を発揮できればチャンスはあると捉えています。
岡崎AGM:(昇格は)決して余裕で達成できるレベルではなく、全員で本気になって取り組まなければ達成できない厳しい目標だと認識しています。ただし、それを達成し得るポテンシャルと可能性を十分に秘めたチームですので、目標達成に向けて全力を尽くします。
(選手への質疑応答)
―チームに合流して間もないと思いますが、練習の印象やチームの雰囲気を教えてください。
ニコル選手:チームの第一印象は、とても温かくフレンドリーだということです。全員が英語を話せるわけではありませんが、私をとても居心地よく迎え入れてくれました。また、プレーのスピード感や正確さにはとても驚かされました。みんなスキルが高く、モチベーションも非常に高く練習はハードで驚きました。
志田選手:最初は不安もありましたが、本当にみんなフレンドリーで仲が良いのが第一印象です。プレー面では、1対1にアグレッシブな選手が多く、これまで経験したことのないプレースタイルに触れられるので、今後の戦いがとても楽しみです。
ゴリー選手:チーム全体がエナジーに溢れており、非常に温かく迎えてくれました。私が最年長となりますが、若い選手たちが非常にハードワークし、常に成長しようとする高い向上心を持っています。チームの勝利のために毎日努力できる素晴らしい環境だと感じています。
三間選手:とても明るいチームで、会話もあります。仕事をしながらの限られた時間で、練習前後にも自主的にシューティングやトレーニングに励む姿を見て非常に刺激を受けています。また、スピード感のあるバスケットスタイルや選手同士の息の合った連携プレイが印象的なので、私も早くチームに溶け込んで信頼関係を築いていきたいです。
上長選手:合流前は機動力を活かしたトランジションの早いバスケットが強みでしたが、今回新たなメンバーが加わり、高さや強さが補強されました。全員のプレースタイルや役割が異なっており、それぞれの強みを活かした連携を高めていくのが非常に楽しみです。
―ゴリー選手は、日本でのプレー経験を今後どのように活かしていきたいですか?
ゴリー選手:チームのレベルを上げるために、これまでの経験を活かしてリーダーシップを発揮したいと考えています。チームのレベルをより引き上げられるよう貢献していきます。
―上長選手へお聞きします。現状での手応えは?
上長選手 : まだ数日ですが、それぞれの役割があり、同じプレースタイルの選手がいないのでとても楽しみです。
―上長選手は地元・広島出身ですが、広島でプレーすることへの思いを教えてください。
上長選手:高校まで広島でバスケットボールを続けてきて、多くの方々に支えられてきました。恩返しの気持ちを込め、成長した姿をお見せできるよう戦っていきたいと思います。
―三間選手と同じ高校と伺いましたが?
上長選手 : 高校では一緒にプレーできませんでしたが、三間さんが教育実習で来てくれたりして心強い存在です。
―(三間選手への質問)周りの反響はどうでしたか?
三間選手:リリースが出た時に多くの方からご連絡をいただき、「試合を見に行くね」と言ってもらえています。
―三間選手にお聞きします。アイシンから三菱電機へ移籍された後、まだお若い中で海外へ挑戦されていますが、どのような考えで海外に渡られたのでしょうか?
三間選手:アイシンから三菱電機へ移籍し、三菱電機での2年目に韓国のドラフト制度が始まりました。元々海外のバスケットボールリーグに挑戦したいという思いがあったため、自分自身の成長のために挑戦を決意しました。
―(三間選手への質問)海外に挑戦された後、地元である広島に戻って来られた経緯と、復帰を決断された理由を詳しく教えていただけますか?
三間選手:高校生の頃から広島ドラゴンフライズの試合を見ていて、「女子チームもできたらいいな」と思っていました。ただ、自分が現役の間に叶うとは思っていませんでした。そのタイミングで広島に女子チームが発足し、お声がけをいただきました。自分の夢が叶う環境が整ったことで、「地元に恩返しができる絶好の機会だ」と感じ、復帰を決断しました。
―(三間選手への質問)母校である広島皆実高校出身という点や、アシスタントGM(岡崎修司氏)が大先輩に当たるなど、地元での繋がりや求められる役割についてどのように感じていらっしゃいますか?
三間選手:すごく「地元だな」と感じていて(笑)、温かい雰囲気を感じています。
―続いて上長選手にお伺いします。キャプテンの経験はこれまでありましたか?
上長美菜選手:アイシンにいた頃にダブルキャプテン(共同キャプテン)の経験はありますが、単独でのキャプテンは今回が初めてです。
―副キャプテンも置かない一人体制でのスタートとなりますね。
上長選手:副キャプテンもいないので大変な面はあると思いますが、これだけ経験豊富なメンバーが揃っています。アイシンで4年間一緒にプレーした三間選手もいて非常に頼もしく、心強い存在です。また、ゴリー選手も私より年上なので、支えてもらいながら引っ張っていければと思っています。
―ご自身の中で、理想のキャプテン像やチームをどう引っ張っていきたいかというイメージはありますか?
上長選手:私は言葉で伝えるのが得意なタイプではないので、プレイで引っ張っていきたいと考えています。地元に戻り、広島イーグレッツという新しいチームでキャプテンを任された以上、プレイだけでなく言葉でもチームを引っ張れるよう、しっかり努めていきたいです。
―アイシンで共にプレイされたお二人ですが、お互いのプレーヤーとしての評価や印象を教えてください。
上長選手:ポジションは違いますが、三間選手はアタックする面でスクリーナーとしてスクリーンをかけてくれたり、コンビプレーも長くやってきたので強みを出せると思っています。また、身長があってリバウンドも強いので、私が思い切って3ポイントシュートなどを打った際もリバウンドを取ってくれる安心感があります。ポゼッション(攻撃回数)を増やして積極的にシュートを狙っていきたいです。
―三間選手はいかがでしょうか?
三間選手:上長さんは3ポイントシュートもありますし、ドライブの突破力があります。スクリーンをかけると必ず何かを作り出してくれるという強い信頼感があります。
―三間選手の出身は広島県のどちらですか?
三間選手:大竹市です。
―ニコル・フランソン選手とサイーシャ・ゴリー選手にお聞きします。広島の印象や、食事などの生活面には慣れましたでしょうか?
ニコル・フランソン選手:広島の第一印象は本当に素晴らしい街だということです。食べ物もとても美味しいし、自然も綺麗で、日本に来てまだ5日目ですが、これから日本の文化をより深く知り、たくさんの経験ができることを楽しみにしています。
ゴリー選手:名古屋という大きな街にいた昨シーズンに続き、日本で2年目のシーズンとなります。広島がどのような街なのかまだ探索している段階ですが、海が近くてとても過ごしやすい場所だと感じています。天気の良い日が多く、快適に過ごせることを期待しています。
―三間選手に質問です。チーム加入が発表された際、ご家族の反応はいかがでしたか?
三間選手:両親はとても喜んでくれました。高校を卒業してからずっと実家を離れており、高校時代も寮生活だったので、長年親元を離れて過ごしてきました。そのため、広島に戻ってくることを一番に喜んでくれました。
以上、 新加入・キャプテン発表記者会見のコメント全文をお届けしました。
姫路から広島へ活動拠点を移し、初めて迎えるシーズン。
新戦力も加わり、新たなスタートを切る広島イーグレッツの2026-27シーズンに、ぜひご注目ください。
引き続き、広島イーグレッツへのご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。